スワッピングを強要されて
妻・30歳、夫・38歳
結婚8年、子供あり
ご相談者は妻です。
夫より友人から
パーティーに誘われたと言われ
子供を祖父母へ預け
一緒に行くことに。
出向いた都内のホテルには
夫の仕事で
知り合いのご夫婦がいました。
ご夫婦は妻達より年上で
以前より食事などで交流があったため
なんの疑問も抱かず
ラウンジでお茶を頂きました。
しばらくすると
何故かホテルのスイートルームへ移動。
そのパーティーとは夫婦交換
スワッピングだったのです。
知らないままに
ベッドルームへ連れていかれ
そこでご夫婦がセックスを始め出し
交わる姿を見せられてしまい
驚きで頭が真っ白になる妻。
セックスに没頭するご夫婦を
夫は興奮した様子で
覗き込んだりしていました。
どうしたらいいのか
身の置き所に悩んでいると
夫が妻を求めてきます。
拒否するも
その場の雰囲気を壊す事も出来ず
されるがまま
押し倒されそうになっていると
ご夫婦のご主人が一緒になって
妻を押し倒そうとしてきました。
その様子を相手の奥様は
嬉しそうに眺めているだけ。
驚きのあまり抵抗さえ出来ず
ご主人に触られながら
夫にされるセックス。
程なく夫が果てると
今度は夫は奥様と
妻はご主人と
パートナーを変え
更に行為に及ぶことに。
呆然とされるがままにされ
数時間後にようやく
スワッピングは終わりました。
妻は夫が騙して
スワッピングへ
連れていったことが許せず
怒り心頭でした。
そもそもスワッピングを
持ち掛けてきたのは
ご夫婦のほうだったそうです。
夫は最初断ったそうですが
ご夫婦が何度も誘ってきたことと
夫婦生活のリフレッシュや刺激になると思い
好奇心も手伝い結局OKしてみたと。
アブノーマルなセックスが
こんなに感度を高めてくれるのかと
夫はとても満足したようでした。
ご夫婦も妻たちと相性が良かったと
非常に喜んでいたそうです。
仕事上の知り合いということもあり
断り切れなかったという夫。
行為に抵抗も出来なかった妻は
罪悪感が消えず心のトラウマになって
残ってしまっているとのことでした。
元々、妻と夫は
セックスレスでは
なかったそうです。
ただ、日々重ねることで
単調になりがちなセックスに
刺激を加えて変化させたかったという
夫の気持ちを
全く理解出来ない訳ではありません。
男とは性の刺激を
常に求めてしまう
生き物であるということ。
女性にはなかなか
理解し難いことかもしれませんが
本能の欲ですから
仕方のないことです。
だからといって妻を騙して
スワッピングに連れ出した事実が
肯定される訳ではありません。
夫の欲望の犠牲になるのではなく
逆に夫を手のひらの上でもて遊ぶ。
その位の感覚でご夫婦で共有出来る
新しい性の刺激を探していく。
今後のご夫婦にとって
とても大切なことだと思います。
スワッピングの大きなポイントは
本来夫婦二人の
最も秘めた部分であるセックスにおいて
第三者の存在を持ち込むことによる
バーチャル感(=非日常感)の刺激です。
夫婦の日常に刺激を加え
より充実した性生活を
送りたいという思いです。
夫は、妻との今後の夫婦生活を
真剣に考えていたこともあるのでしょう。
逆に返せば、それだけ妻を愛している
ということかもしれません。
例えば、たまには気分を変えて
ご夫婦でラブホテルを利用されるなど
非日常を意識されては如何でしょう。
混浴露店風呂や貸し切り風呂等に
ご夫婦で入ってみるのも良いかもしれません。
二人のセックスを
デジカメやビデオで撮影し
ベッドに入りながら
二人で見直すというのも
良い刺激となるのではないでしょうか。
モニターの中の姿が
自分であり自分ではないような
そんな非現実感が味わえると思います。
このようにご夫婦で作り出す
エロチックな刺激は
スワッピング以外にも
色々な方法があるのです。
妻の現時点の価値観だけで
盲目的に夫の性癖を
否定するのではなく
これからの夫婦生活のあり方を
二人で一緒に考え
その刺激となるものを
共に模索していく気持ちが
とても大事だと考えます。
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