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毒親とモラハラ ~アスペルガー型~ - Salon de Femmes(サロンドファム)|横浜市の恋愛・夫婦・不倫・離婚・性など男女問題をカウンセリング相談

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毒親とモラハラ ~アスペルガー型~

カテゴリ: 夫婦間コラム 公開日:2022年07月27日(水)

 

 

なぜか不安がぬぐえない...
頑張ろうと思うその裏で、常に不安が存在している自分。

 

 

周りには支えてくれる友達や、
共に歩んでくれるパートナーがいるというのに。

 

 

表向きは問題なく過ごしていても、
裏側では『全て建前』『どうせ上手くいかない』

関係が壊れる前に、自分から壊そうとしてしまう。

 


実際に壊れてしまうと、壊れたことに傷付いてしまう。

 

 

こうして人間への不信感を募らせていくが、
その実、人一倍愛されることを望んでいる。

 

 

以上は、アダルトチルドレンの典型的心理パターンなのですが、
それに本人が気づいていない事例がとても多いです。

 

 

特に多く見られるパターンとして、
親元から自立した後に、それと気が付くパターンです。

 

 

生まれてからの人生が当たり前だったため、
支配を受ける痛みとは何かが分かりません。

 

 

成長して実社会へ出てみて初めて、
過去から感じていた違和感の正体に気が付きます。

 

 

『自分は親の存在に囚われて生きてきたのだ』

親に囚われる=支配=毒親が行なうモラハラ、です。

 

 

親は自分にとって大きな存在であり、
同時に超えられない存在であり、怖いと思える存在でもあります。

 

 

暴力を振るわれたわけではないし、
ネグレクトを受けたわけでもない。

 

 

それなのになぜ親を恐れてしまうのでしょうか?

その理由とは...

 

 

 

■愛されない自分

 

 

『親にありのままを認めてもらえない』
『自分の求める愛され方をされない』
『自分は親に受け入れてもらえない』
『親に受け入れてもらえない自分はダメな自分』

 

 

代表的なものだけでも、充分に辛く苦しい負い目だと思います。

 

 

このように毒親の影響下に晒された状態の人を、
アダルトチルドレン=ACと称します。

 

 

離婚や不倫などの男女関係のお悩みの裏には、
必ずと言っていいほどこのACが関係している事例が散見されます。

 

 

俗にいう『コミュニケーション機能不全』が禍を招く問題ですが、
根っこはACにあると言って過言ではありません。

 

 

機能不全家族が生み出すAC

ACが作られてしまう家庭の素地として、
『機能不全家族』が存在する場合が多数を占めています。

 

 

そしてその毒親自身もACであるという事例もありますが、
中でも毒親自身がアスペルガー器質である場合は深刻です。

 

 

アスペルガーはタイプ別に以下の分類となっています。

 

 

【天才型・孤独型・受動型】

これは周りに被害を及ぼすことは稀です。

 

 

【積極奇異型・尊大型】
問題を生じるのは多くがこの類別です。

 

 

 

■積極奇異型・尊大型の特徴

 

■支配者的性質
■自己中心的で尊大な態度
■自分の意見以外、聞く耳を持たず一切受け付けない
■従わないと高圧的態度で極論を突きつける
■仕事一徹か趣味一徹(ひとつのことに没入する)
■反対意見は一切聞く耳を持たない
■自分には甘く他人には厳しい
■相手への共感性が皆無(相手の立場を無視)
■会話のキャッチボールが下手(自分のことばかり話し、相手の話を遮り傾聴が出来ない)
■自分が分からないことや興味がないことからは逃げる

 

 

 

■毒親に愛されようと努力するAC

 

 

子供の頃は毒親であっても理不尽とは思わず、
親に愛されない自分がダメなのだと思い込み、
常に自分を責めてしまうために、
自己肯定感が異常に低い子供に育ってしまいがちです。

 

 

そのような子が大人となり社会に出てみて初めて、
おかしかったのは自分ではなく親だったのだと理解した時、
自立が出来る子供は、親と物理的な距離を取り、
精神的な距離も遠く置いて自己防衛しようとします。

 

 

そんな子供に対して、親は更にモラハラを強めるか、
支配から逃れようとする者を自ら切ってしまいます。

 

 

子供の立場に立って考えることをせず、
自分の考えの範疇から離れられない毒親は、
『これまで育ててやったのに子供に裏切られた』
と理解して被害者意識を強めて殻に閉じこもります。

 

 

その一方で毒親の支配からようやく逃れられた子供は、
支配されていた時には麻痺をしていた心の傷みが、
親と物理的に離れることでハッキリと理解出来るようになります。

 

 

親と離れたのにも関わらず、更に親の呪縛に囚われるのです。

 

 

やっと毒親の支配から逃れられたのに...
離れて正気に戻ったことで、更に苦しむことになるという不条理。

 

 

アダルトチルドレンが抱える毒親の呪縛は、
子供の心に一生付きまとうこととなる恐れがあるのです。

 

 

 

■ACが家族を持つことで生じる問題

 

 

そんな子供も結婚の機会に恵まれたり、
やがて子供に恵まれる機会も訪れるでしょう。

 

 

そんな幸せの中でも、ACは常に不安を抱えながら苦しみます。

 

 

『親のようには絶対になりたくない』
『上手くいくように親を反面教師にして頑張らなければ』
『自分は親に愛されなかったダメな人間だ』
『そんな自分を愛してくれる人がいるはずがない』
『自分はダメな人間なのに上手くいくはずがない』
『自分の責任にされる前に関係を壊してしまえばいい』
『親に支配されていた時のようにまた支配されるかもしれない』
『誰にも愛されないのだからいっそのこと死んでしまいたい』

 

 

こうして純粋に愛されるはずだった機会を、
AC自らの手で破壊していくのです。

 

 

そうして人生が上手く進まない子供を見て、
毒親は勝ち誇りながら救いの手を差し伸べてきます。

 

 

『だから上手くいくはずがないと言ったんだ』
『親の言う通りにしていれば間違いがないのだ』
『今後は親の言うことに文句を言うな』

 

 

ここで親に屈して支配下に戻ってしまう子供は、
前述した行程を繰り返して、更に堕ちていきます。

 

 

人生において長い悪影響を及ぼしてしまうのが、
毒親による支配・モラハラなのです。

 

 

そしてモラハラは前述した『アスペルガー型』の影響により
更に深刻な状況に陥ってしまいます。

 

 

ここで間違えないでいただきたいことは、
モラハラといっても、これは立派な虐待行為であることです。

 


精神的DVと称される人権侵害行為だということです。

 

 

ならば、問題の親が正しく自己認識をして、
変わることが出来ればよいのではないか?

当然そう思われる方がいらっしゃることでしょう。

 


しかし残念なことに、人は変わることは出来ないのです。

 

 

変わる事が出来ないからこそ、その人は『毒親』なのです。

 


親に変化を求めるより、AC自身が変わるべきなのです。

 

 

 

■モラハラをする毒親の心理

 

 

毒親に限らず、モラハラなどハラスメントを行う人間は、
自分は一番の常識者であると信じて疑いません。

 

 

自分は常に正解であると考えているため、
相手のことはまず否定から入ります。

 

 

共感性の欠如があるために、
人に興味を持ったり、
相手の状態に目を向けることもありません。

 


常に自分主体の思考を持ちます。

 

 

自分が常に支配しコントロールすべき、
本気でそう考えて行動しているのです。

常に正義な自分が上手くコントロールするためには、
自分に従わない者を抑圧し、圧力をかけてでも従わせようとします。

 

 

反抗的な相手ならば高圧的に脅して袋小路に追い込んで、
最後に少しだけ譲歩したようにみせるのです。

 

 

そうすると物理的に精神的に追い込まれた相手は、
譲歩してくれたと感じて抑圧した相手に感謝さえするようになります。

 

 

このような恣意的な立ち回り方をとり、
上下関係や力関係を相手に押し付けようとするのです。

 

 

またこのような夫は、家族に気に入らないことがあると、
その憂さを晴らすように外へ欲望を向けていきがちになります。

 

 

不倫をするとどうなるという他者史観を持つことはないため、
自分の理想を求めて次から次へと、
アバンチュールを楽しむように、
新たな女性を求めては捨てるを繰り返します。

 

 

そんな奔放で家庭を省みない夫を見るにつけ、
妻は更に自己否定を強めていきます。

 

 

このようなコミュニケーション手段しか持たない人からは、
精神的に自立した人間は即離れていきます。

 

 

ACなど精神的自立が出来ず、依存傾向にある人間は、
セルフ洗脳状態に陥ってしまうことでしょう。

 

 

自立前の子供が洗脳傾向にあるのは、
ある意味やむを得ない部分があると考えます。

 

 

 

■機能不全家族の成り立ち

 

 

ACが形成される代表的な機能不全家族とは、
夫がモラハラ・妻がカサンドラ症候群のパターンです。

 

 

カサンドラ症候群とは、
支配する夫に隷属させられる妻の状態を指します。

 

 

夫から支配を受けるのは自分が至らないからだ、
至らない自分は夫の軍門に下るしかないのだ、
そう思い込まされてしまい、
常に夫に付き従う妻が一般的です。

 

 

そんな夫婦の家庭に生きる子供は、
自分の味方は存在しないと感じる事でしょう。

 

 

支配する父親は当然のこと、
隷属する母親さえも父親の顔色を見ながら、
父親の意向に沿って生きるために、
自立が叶わない子供は二人に隷属するより他なくなるのです。

 

 

機能不全家族は一旦家庭が壊れてしまうと、
夫や妻の自尊心が傷ついてしまうために、
AC化した子供がどんなに苦しんでいようが、
崩壊寸前の家庭を表向き見映えよく飾り立てて、
既に内部崩壊した家庭を死守しようとします。

 

 

それは全て自己否定を避けたいがためです。

 

 

家族のため、何よりも子供のために、
皆が楽になる形を模索しようとはしません。

 

 

自分が創ってきた家庭が壊れてしまう、
この自己否定につながる事実を受け入れられないからです。

 

 

モラハラをしてまで支配しようとする毒親は、
同時に極めて弱い人間でもあるということでしょう。

 

 

弱い人間が強い人間に様変わりするなど、
どんなに努力しても叶うことではありません。

 

 

故に毒親が変わることはない、
変わるべきはAC自身であると言ったのには、
このような理由があるのです。

 

 

 

■物理的距離を置くことの大切さ

 

 

自分が毒親の影響を受けているなと感じたのならば、
どのように対処すればよいのでしょうか。

 

 

それはただ一つ、
大人ならば毒親から物理的距離を置くこと。

 

 

一朝一夕に出来ないことは理解します。

 


しかしこれが出来なければ我慢を重ねるより他がないのです。

 

 

人間の我慢は一生続くことはありません。

 


必ずどこかで爆発し問題が大きくなることは間違いありません。

 

 

その時に『あの時こうしておけば』と思っても、
『後悔は先に立たず』です。

 

 

人生は自力で立ち上がろうと努力すれば、
周りからの助けや自分の力は後から必ずついてくるものです。

 

 



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