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映画・エゴンシーレ 死と乙女 - Salon de Femmes(サロンドファム)|横浜市の恋愛・夫婦・不倫・離婚・性など男女問題をカウンセリング相談

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映画・エゴンシーレ 死と乙女

カテゴリ: 雑記 公開日:2017年02月13日(月)

独特な色使いとタッチ生々しいエロス捉え方が鬼才という印象初めてエゴンシーレの絵を観た時の感想です。

そのエゴンシーレの伝記映画「エゴン・シーレ 死と乙女」を先日観に行きました。

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ウィーン美術史に名高いエゴンシーレ。

彼はスキャンダラスな逸話と挑発的な名画の数々を遺しています。

主となるテーマは「生と死」そして「エロス」アンモラルで妖しくエロティックなエゴンシーレの絵画の魅力絵の雰囲気そのままを映画に上手く出していました。

エゴンシーレが生きた時代は非常に保守的な時代エロスをテーマとすることはご法度であり周囲からの風当たりが強かったそう。

そんな逆境をものともせず16歳の妹をヌードモデルにしたり近所の女児を誘い込み絵の題材にしたり。

そんな中敬愛する画家・クリムトからモデルのヴァリを紹介されたエゴンシーレは彼女を運命のミューズとして公私共に渡るパートナーを得るのです。

仲睦まじかった二人でしたが恋愛と絵画制作に明け暮れるエゴンシーレの先鋭的な芸術や彼独自の倫理観に異を唱える周囲からの批判や無理解から徐々に二人は追い詰められていきます。

追い詰められたエゴンシーレは経済的な基盤を得るためにアトリエの向かい側に住んでいた中産階級の令嬢エディトと結婚することに。

そして運命のミューズであるヴァリに別れを告げてしまいます。

エディトとの結婚にはヴァリとの関係を断つ事が条件でしたがエゴンシーレはヴァリに結婚後も年に一度は二人でバカンスに行こうと持ちかけたといいます。

要はエディトとヴァリの両方を繋ぎ留めておきたいと考えていたのです。

今の時代で言うところの「ゲス」ですね。

ショックを受けたヴァリは二度とエゴンシーレの前に現れることはありませんでした。

エゴンシーレの女性遍歴は28歳で亡くなる間に実に6名の女性と五月雨式に時には同時並行的に関係を維持したのだそうです。

生涯で9名もの女性と結婚離婚を繰り返したパブロピカソを筆頭に他にも女性にだらしない著名な芸術家はたくさんいます。

これは芸術家としての独自の感性や倫理観として捉えるべきなのか自身の傲慢な考えだったと解釈するのかは人それぞれだと思います。

ある種、天才的な才能を持つ方はひらめきや思考能力や感性が鋭いからこそ直感的に動いてしまうものなのかもしれません。

物にしたいと感じれば周りがどう思うなど関係なく自身の直感で動いてしまうそんな行動力が逆説的に才能を生み出していると映画を観ていて感じたことでした。

しかし、破廉恥でも才能豊かな男性は何故か女性を惹きつける力があるのですね。

女性に対してかなり不誠実な男性なのに好きだから仕方がないと思わされる説得力。

しかし、それはあくまで自然体で勝手に周りの女性が惹かれていくのです。

エゴンシーレのズルさは男性だからなのか芸術家気質だからなのかただ一つはっきりしていることは自分の欲に素直に正直な人だったのかもしれません。

「明日を約束出来ないけれど今を抱きしめたい」そう言わんばかりの一言から生まれたエゴンシーレの絵。

愛が破綻しているのにそれでも信じて待ち続けてしまうヴァリの姿は観ていて心が痛みました。

映画全体ではサントラがとても物悲しく叙情的なイメージで第一次世界大戦時の中欧を彷彿とさせる雰囲気が素敵です。

どこか憂いを帯びていた曲調は志半ばで早逝してしまうエゴンシーレの行く末を暗示するようでした。

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★Salon de Femmes(サロンドファム)
代表サロンカウンセラー 祥子

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